2022年01月31日
万葉の小径で春探し
1月の最後の日は北風が冷たい日となりましたが,万葉の小径に足を運ぶとピンクのかわいいつぼみが目を引きました。傍らに万葉集の表示があったので見てみると,次の一首が紹介されていました。
「磯影の 見ゆる池水 照るまでに 咲ける馬酔木(あしび) 散らまく惜しも」
馬酔木の花のイメージとピンクのつぼみのイメージがちがっていたので調べてみると,万葉集の和歌に出てくる「馬酔木(あしび)」は「ぼけ」のことだそうです。他の木々は冷たい風を受けて春をじっと待っていますが、ぼけの花は先陣を切って花を開こうとしています。



「磯影の 見ゆる池水 照るまでに 咲ける馬酔木(あしび) 散らまく惜しも」
馬酔木の花のイメージとピンクのつぼみのイメージがちがっていたので調べてみると,万葉集の和歌に出てくる「馬酔木(あしび)」は「ぼけ」のことだそうです。他の木々は冷たい風を受けて春をじっと待っていますが、ぼけの花は先陣を切って花を開こうとしています。